コンサルティングした企業のその後

ウェブニュースで、1年以上前に改革支援をさせていただいた企業の当時の社長の記事を見付けました。
女性の社長で、当時、全社を巻き込んだ活動に向けてお力添えをいただきました。

 

この度、同グループ企業の社長に就かれたということ、おめでとうございます。

 

この企業は、基幹システムの刷新をきっかけに業務改革活動を立上げ、その活動企画、改革構想、施策テーマの具体化、そして、業務要件定義までご支援をさせていただきました。
その後、システムベンダーが入り、システム要件定義に同席して業務要件とのつなぎをして、支援終了。

 

今回、ウェブニュースを見付けて、久しぶりに当時のプロジェクトオーナとプロジェクトリーダにメールを送り、活動の進捗をお伺いしました。
その後すぐにプロジェクトリーダよりお返事をいただきまして、描いた構想のうち、一部は既に実現し新業務を実行されているとのことでした。

 

多くの企業では、改革構想や施策テーマの具体化など、机上検討までは順調に進むのですが、いざ、自分たちの仕事を変えるとなるとブレーキがかかり、活動が頓挫してしまいます。

 

私たちコンサルタントが支援から抜けるタイミングが、施策テーマの具体化や業務要件定義までであり、ちょうど机上検討が終わるタイミングとなります。

 

実のところ、改革構想を作ったり、施策テーマを検討したりすることよりも、実際に自分たちの仕事のやり方を変えることの方がクライアント企業にとっては難しいのですが、クライアント企業の方々は机上検討で取組み施策が具体的に見えてくると、「後は自分たちでできる。これ以降は支援は不要だ」と思われてしまうようです。

 

そのため、企業が変わり、良くなるまでご支援させていただくことや、構想通りになった姿を見る機会はありません。

 

(ちなみに弊社は、業務改革の結果が出るまで企業の状況に合わせてご支援する『プロジェクトディレクション型コンサルティング』をご提供しております!)

 

今回、一部とはいえ新業務を実行されていると知り、本当にうれしいです。
ぜひぜひ、最後までやり切って下さい。

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